フス戦争勃発当初の秘話を描いたファン待望の外伝第一弾！『乙女戦争 外伝Ⅰ 赤い瞳のヴィクトルカ』（大西巷一）

１５世紀の中欧のフス戦争を舞台にした大西巷一先生の

歴史巨編『乙女戦争』！本ブログでも１巻刊行当初から

ずっと紹介し続けてきた愛着のある作品なのデスが、

最終巻記事：http://asokoro.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-e57473.html

本編は全１２巻で見事完結を果たしたものの（感無量）

大変嬉しいことに何と外伝を出してもらえるという！

これってかなり異例なことデスよね！？Σ(・ω・)

粋なことしてくれるぜ！「月刊アクション」編集部！

……とはいえ、ちょっと近所では手に入らなかったので

（まぁ地方なもので）諦めてAmazonでGetです！！

タイトルは『赤い瞳のヴィクトルカ』！

時代的には本編開始より少し前のフス戦争勃発当初を

描いているのデスが、本編にも登場するキャラたちも

続々登場しマス！特にその中心となるのがあの－－

ボヘミア貴族カトリック派の雄・

シュテルンベルクのベトル！

……って、え？　誰それ？そんなヤツ知らない？？

やだなぁ本編第２巻に登場したじゃないデスかぁ！

ヴィトコフの丘の戦いでシャールカの銃に狙撃されて

瞬殺されたあいつデスよ…って、知らんがな！ｗ

（笑、ちなみに第７話に登場ね☆）

いやぁでも何て言うか、こうして戦死するモブたちにも

やっぱそれぞれ人生があるんだよなぁ……ってなんだか

しみじみとした気分になりますね……悪役だけどさｗ

まぁそれはさておき(笑)本作の主役はタイトル通りの

赤いお目々のヴィクトルカちゃんなのデスが、

これがまた何というか実に裏シャールカな感じで、

そこは外伝らしく本編ではとてもシャールカには

させられなかったようなことが盛りだくさんデス！

例えばズバリ売春とか！(>_<)……って、あ、それは

シャールカもやってたな（苦笑）んーと、じゃあ

ゲスな男達の衆人環視の中でひん剥かれる……

ってのも、シャールカもされてたし（苦笑）

なら拷問とか！……って、それもされてるか（苦笑）

大西作品のヒロインてばハードモードすぎる！ｗ

ま、まぁでもデスね、シャールカは後背位のような

背徳の体位はとりあえず本編では（笑）未経験だし、

さすがに三角木馬とかも体験してないから！！

きっと大西先生的にもご満足なのではないかとｗ

……と、あんまりこんなネタばっか書いてると、

ヴィクトルカからクチクされちゃいそうなので

（しかしこのキレっぷりもまさに裏シャールカ）

単に本編開始前のフス戦争勃発を描くだけでなく、

そこに陰惨なクトナー・ホラの史実を盛り込み、

更にそれを切なくも美しいラブストーリーへと

まとめてみせた、大西先生の歴史漫画家としての

力量に感服しました！すっごく読み応えあった☆

唯一残念だったのが、さすがに１冊にまとめるには

内容を盛り込みすぎて尺が足りなくなったのか、　

ヴィクトルカがたっぷりと経験したクトナー・ホラの

OMOTENASIが描かれなかったことデスよ！ｗ

くっ……！　せっかくシャールカではさすがにムリだった

１０人ばかりで毎晩懇ろプレイだったというのに！(;´д⊂)

こんな大事なシーンをスルーとか大西先生らしくないよ！！

ヴィクトルカ「……無様に泣き叫んで命乞いしてごらん？」

ぎゃああぁッ！Σ（ﾟдﾟlll）せめてチクチクにしてぇぇ！！

……と、最後にお約束でクチクされちゃいマシたが（笑）

今巻が実に素晴らしかったので、次の外伝も楽しみ☆

しかも次は後日譚ということでイスクラが出るなら当然

サーラも出ますよね♩ということはきっと満を持して

脱いでくれるハズですよね！わぁい、超楽しみ！！ｗ

ちなみに『乙女戦争』最終巻記事でも書きマシたがサーラは
メインキャラのくせにほぼ唯一レベルで本編で脱いでませんｗ

PS　

あと今巻でもう一つとても嬉しかったのは、まだ家族と

平和に暮らしてた頃のシャールカを見られたこと(´ω｀)

いやぁホント貴重だよなぁ……なにが貴重かって、

このときのシャールカはまだ〇〇デスからね（苦笑）

何せ第１話７P目の段階でそうじゃなくなるもんなぁ……

ホント大西ヒロインってば人生ハードモード……(^^;)