公式ガイド『THE DOCUMENT OF 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 弐』買いました！（あと、アルバム『COMPLETE BEST』も！）

ニュータイプ編の『鉄血のオルフェンズ』２期の公式ガイド本である

『THE DOCUMENT OF 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 弐』

記念に買いましたよぉ！ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ（ちなみに１期のは買ってない）

お値段は２０００円とやや高めデスが（プリキュアだと１０００円ちょいなのにｗ）

キャラクターやメカの紹介はもちろん、全話ストーリー解説、そして

キャストさんやスタッフさんのコメントやインタビュー記事もあって

読み応えはバッチリですよ！（＞＜）　一番の読み所はやっぱ、

小川プロデューサー、長井監督と脚本の岡田さんへの

ロングインタビューで、『オルフェンズ』がどういう作品だったか

というのが実によくわかるというか！　特に印象的だったのは、

　

　・元々、キャラクターたちが死んでいくのを描く「滅びの物語」、それも
　「逃げ場がなくなって滅ぶという物語が描きたい」のが監督の意思。

　・当初は火星にダインスレイブが打ち込まれ、本部メンバー全滅。
　　ライドだけ生き残るという展開だった。クーデリアさえ死ぬかもだった。

　・当初はエピローグ（最終話Bパート）も作る気はなく、バルバトスが
　　首を刎ねられたトコで「報いを受けた」的な幕引きにするつもりだった。

　・て言うか、当初はバルバトスはザコの物量に負ける予定だったｗ

　・それではいくら何でも救いがない。やっぱり希望は欲しいと岡田さんが
　　懸命に主張し、最終的に監督がそれをくんで、ああいうラストになった。
　　だからあれでもだいぶソフトランディングになっている。

……いやぁ、もうホント、読めば読むほど、

岡田麿里さんGJ！(T_T)なのデスが（苦笑） 

「結末が悲劇で終わるものといえば、史実を描いたものが多いですよね。でもそれは結末を知っているからこそ、美学を楽しめるという側面があると思うのです。実際にオリジナルで滅んでいく過程を描くのは、精神的にキツかったですね」

と漏らしているように、きっと切実だったんだろうなぁと（苦笑）

何度も「展開を変えるべき」と意見はしたものの、最終的には長井監督に

ついていくことを決めた岡田さんデスが、それでも譲歩を勝ち取ってくれて

ホント良かった！　まぁそう言う長井監督も「最後にアトラとクーデリアが

生きていて、そして暁がいてくれてよかった」とか言ってるんデスけどねｗ

　

いやもうツンデレすぎるだろ、長井監督！？（笑）

（ちなみに暁のアイデアを出したのも岡田さんで、返す返すもGJ！）

なお、それ以外にも、恐らくは批判が多かったのであろう、　

　・マクギリスの終盤の空回りは、ガエリオが生きていてラスタル陣営に
　　いるのを察した時点で、バエルの威光にすがるしか手が無かったから。
　　それと同時に、マクギリスの根本には「アグニカ・カイエルへの憧れ」
　　があり、また鉄華団とは違い彼はどこまでいっても一人だったのも、
　　その存在に走らせる理由になった。だから仕方が無い！

　・クーデリアが空気なのは、彼女は１期のラストで自分なりの進む道を
　　見つけており、それは鉄華団についていくことではないし、そもそも
　　同じ道を進んだら彼女自身の成長が無いことになってしまう。

の２点についての釈明も、なかなか興味深かったデスね！ｗ　　　

という感じで、他にもたくさんの読むべき箇所がある公式ガイド本で

先日出たアルバム『COMPLETE BEST』とかをBGMにして読むと、

更に感慨深いのデスが（いやぁホント名曲ぞろいだし、ノンテロップ

OP・ED映像のDVDまでついてて、マジお買い得のアルバム☆）、

ただ、そんな充実のこの本で、唯一心残りなことがあるとすれば、

誰一人としてバルバトスがラ〇ホにされたことに

対してツッこんで無かったことデスね！(｀・ω・´)←それかいｗ 

まさにガンダム史上に残る衝撃の出来事だったというのになぁ！ｗ

PS

ちなみに、キャストコメントでは、メリビッドさんを演じた田中理恵さんの

「（いちばん心に残っているシーンは）雪之丞さんとつきあっているというのが発覚したシーンでした（笑）。台本読みながら飲んでいたお茶を噴きそうになるくらい驚きました」

が一番面白かったデス（笑）そうか、中の人でさえそうだったのかｗ