「女の子の日」にこんな記事2019:あの名作映画の原作はこんなにもエ〇かった!?(笑)『新・里見八犬伝』(鎌田敏夫)!
「星よ……導きたまえ!」
ということで(何が?w)、今年もやっちゃいマスよぉ!☆
恒例企画「『女の子の日』にこんな記事」2019!
「女の子の日」らしく、メジャーからマイナーまで、優パパ★さんが
少年だった頃に心に残った可愛い女の子が出てくる懐かしの、
そしてちょっとアレな作品をとりあげているこの企画デスが、
1年目:『ハートキャッチいずみちゃん』 2年目:『1+2はパラダイス』
3年目:『パラダイス学園』 4年目:『爆骨少女ギリギリぷりん』
5年目:くりぃむレモン『亜美』シリーズ
6年目:『気ままにアップダウン』
7年目:『MINA17!(みーなセブンティーン)』
8年目:『ブラックエンジェルズ』 9年目:『類猿人ターザン』
https://asokoro.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-2cff.html
今回は1983年に公開された薬師丸ひろ子主演(当時19歳)で
有名な角川映画『里見八犬伝』!……そのものじゃなくて(笑)、
原作として映画公開に先立って発表された鎌田敏夫さんの
小説『新・里見八犬伝』(上・下)を取り上げます!(`・ω・´)
……って、何でなんだよ!?って思われるとは思うのデスが、
実は映画観ただけの人は知らない衝撃の事実があるのデス!
(ちなみに映画は配給収入邦画1位(23億2千万円)の大ヒットでした)
というのも、元祖ラノベと謳われる滝沢馬琴の伝説的名作
『南総里見八犬伝』をオリジナルストーリーで翻案した
この『新・里見八犬伝』は、そりゃあもう--
めちゃめちゃドエ〇いんですよ!いや、マジで!!
まぁそもそもジャンルが「官能伝奇ロマン」だしな!(笑)
あ、ちなみに薬師丸ひろ子が演じたヒロイン・静姫も、もちろん
原作ではふつーに親兵衛との本番がありますからね☆(笑)
映画では濃厚なラブシーンでごまかしてましたがw
そもそも有名な「星よ導き給え」で矢を射るときもほぼ全裸だしな!
文庫版下巻の表紙絵ではかなり忠実に再現されていマスが、
映画でもそこは再現して欲しかったなぁ!(>_<。)←無茶言うなよw
映画ではこの入浴シーンが精一杯!(>_<)
そもそもそのシーンに至るまでの流れも、敵組織に捕まって
あられもない姿で緊縛されて(もちろんじろじろ観られちゃう♪)、
更には敵女幹部にえっちなイタズラされるのを必死で耐えて、
でもその後は操られちゃって「うつぶせにおなり」と命じられる
ままに、白いお尻をむきだしにしちゃったりするのに!w
……って、まぁそれはさすがに無理としても(笑)でもその後の
自分を救うために瀕死の重傷を負った親兵衛に生命を
分け与えるため、「吸って親兵衛!そして生きるのよ!」と
自ら乳首を吸わせるシーンは感動の名シーンなのになぁ……
必然性があったら脱ぐのが女優魂なんじゃないのかよ!?
と、原作版の静姫のことを色々書きマしたが、他にも八犬士の
一人で元祖・男の娘キャラである(笑)犬坂毛野が本作では
ふた〇り美少女で、同じくふた〇りな敵幹部美青年
との雌雄同体の蛇同士のようなドエ〇い絡みがあったり、
映画では夏木マリが演じる玉梓に役割をとられてマシたが、
(まぁ脱いでくれたから許す(笑))悪の女幹部・船虫もエ〇いし、
他にもエロ〇タは盛りだくさんなのデスが(そもそも出だしから
モブキャラ同士の濃厚な新婚初夜の絡みから始まるしなw)
でも何と言っても一番エ〇いのは、この作品の準ヒロイン、
八犬士・犬塚信乃の義妹&許嫁・浜路(はまじ)なんデスよね!
ちなみにこの『新・里見八犬伝』のオリキャラである静姫と違い、
浜路と言えば原典『南総里見八犬伝』でも大変重要なキャラ!
何せ許嫁の信乃は八犬士の中でも前半の主人公とも言える
別格キャラなこともあり、そんな信乃と浜路の悲恋物語は
江戸時代から現代まで人々の心を揺さぶってきたのデス……
いや、ホント浜路が可哀相すぎてまじ泣けるし!(;ω;)
(信乃の出発前夜に切々と想いを訴える「浜路くどき」は屈指の名場面!)
で、そんな浜路が本作ではドエロいことになってると(苦笑)
いや途中までの展開は『南総~』をベースにしてるのデスが、
中盤以降は完全にオリジナル展開となり(まぁ原典だと死ぬしな)
もうえっちなことされたい放題☆簡単に流れを紹介すると、
①信乃が旅立った後、悪い養父母に騙され悪代官の妾にされる。
原典では嫁がされそうになる直前に、浜路に横恋慕していた
左母二郎に誘拐されるのだけど、本作ではとりあえず悪代官に
信乃にも触られたことのない肌にねちっこいおいたをされた後、
裸にひんむかれ、更には縄で縛られSMプレイまで体験!
↓
②やられそうになったところを、左母二郎に助けられどうにか
逃げた後は、今度は左母二郎から何度も身体を求められるも、
寸前で必死に拒む。そうしている内に博打の借金を抱えた
左母二郎に売られてしまう(ここからオリジナル展開に突入)。
↓
③何とかそこから脱走するも、助けてあげた老婆に騙されて
好色な地頭に売られてしまい、これまたSM趣味だった
地頭(笑)から毎日のように性具を使って虐められ続けるも、
挿入だけはかろうじて拒み続ける。
↓
④焦れた地頭は同好の士である網元をプレイに加え、網元の
老獪なテクニックでお尻を指で開発されて危うく陥落しそうに
なるところを、かろうじて地頭の下男の太吉に救われる。
↓
⑤自分を助けてくれた太吉の優しさが心に染みた浜路は、
せめてものお礼にと自分の身体を差し出し、いよいよ……
というところで、何せお外でしてたものだから通りすがりの
野盗の群に見つかり攫われてしまう(太吉は死亡(苦笑))。
↓
⑥野盗のアジトで輪姦されそうになるところを、乱入してきた
謎の一団に助けられるも、それは敵のボスたちで--
……って、さすがこの作品での彼女のキャッチフレーズが
「光から闇へ墜ちる流れ星」だけある見事な転落人生!
とりあえず隙あれば剥かれて縛られてる印象デス!(笑)
以下イメージは『常春の少女たち』(史鬼匠人) から
しかも、実は気付かれてるかも知れませんが、この時点でまだ
浜路は処女デスからね!(笑)いや毎回散々な目に合うけど
あくまで寸止めなんですよ。そこが実にグッとくるというか!
更には信乃という愛しい許嫁がいるNTR物なわけだしさ!w
(もっと言えば、義理の兄妹という禁断物でもあるという(笑))
ちなみにこうなると浜路のスペックが気になるかと思いマスが、
原典通りだと年齢は17歳!身体付きは小柄で華奢だけど、
いわゆる着やせするタイプで、おっ〇いについては、
「華奢な肩の下で豊かな盛り上がりを見せる双つの乳房は、
体が細いだけに思いもよらぬ強烈な刺激となって
男の眼を射る」(上巻・67P)
と書かれていマス☆ 更に本文より描写を抜けば、
「繊細で愁いを満ちた美貌とは不釣合に、浜路の体は
みずみずしい若さで満ちあふれていた。
浜路の華奢で美しい顔は、虐められるとすぐ泣き出しそうに
見えるが、みずみずしく張りつめた肉体は、それとは逆に
多少の責めなどはねのけそうに見える。それこそが、
嗜虐の心を持った男の垂涎の的になる女体で
あったのである。」(下巻・100P)
いやもう、こんなのたまりませんわぁ!!w
なお、そんな転落一直線の彼女がその後どうなるかですが、
なんと敵の居城に捕まっていた所へ愛しの信乃が来てくれて
再会を果たし、そしてついに二人は結ばれるのです……☆
いや最終決戦中に何やってんだってトコではあるのデスがw
でも良かったね……浜路……!(;´д⊂)と思わせて、
実はその時点ですでに浜路は敵幹部の魔薬により改造され、
汗が猛毒となる身体にされてしまっていたのデス!(酷ぇ!)
要は対・八犬士信乃の生物兵器にされちゃったという……
でもそんな敵の悪辣な罠を、浜路からする毒の匂いで察した
信乃は、「信乃さま、私の体を舐めて」と甘い声でねだる
浜路を涙ながらに……という実に悲しいラストになります。
いや、ホント救いようがないのデスが、せめてもの慰めは
ずっと守ってきた処女を愛する信乃に捧げることができて、
そしてそんな信乃の手にかかり、しかも悦楽の絶頂の中で
不幸すぎた人生に終止符を打てたことぐらいかな……と。
あと〇締めセッ〇スは快楽すごいって聞くしな!(したこと無いケド)
それに信乃もその6P後にあっさり敵にやられ、後を追って
きてくれるから寂しくないしさ☆……って、それ救いじゃなくて
ダメ押しだよ!(^_^;)(しかし不幸すぎだよな、このカップル(苦笑))
と、そんな実に不憫なキャラではありマスが、でもボクの心に
今でも鮮明に残る忘れられないキャラなのです!しかも
これ読んだのがいたいけなショタだった小5デスからね!w
ボクがこんなドSなNTR物好きになっちゃったのは、もう全部
こんな魅力的すぎる浜路に出会っちゃったせいデスよ!!
おかげでまだ小学生だったのに、この作品に影響されまくった
伝奇官能小説とかオリジナルで書いたりしてマシたからね!
いや、マジで!!(笑)←どんな小学生なんだよw
他にも後遺症として、例えばこんな角川つばさ文庫版の
可愛い浜路を見ても、ドエ〇イことされてる姿
ばっかり浮かんできちゃうという!(;´д⊂)(笑)
あとアニメ『八犬伝―東方八犬異聞―』の浜路もw
なお、この『新・里見八犬伝』デスが、当然のように現在では
入手困難で、中古市場ではけっこうな高値がついてマス
でも『八犬伝』自体は今でも人気コンテンツなわけですし、
映画だってそれを元にした同人ゲームも作られてる程デスから、
(あと、映画化された当時はファミコンでもゲーム出てました)
原作小説も復刻するなり、電子書籍化したらいいのになって
思いますね!埋もれさせておくには惜しい逸品だよ!(>_<)
伝奇小説だから内容的にも古びないし、これからも多くの人に
読まれて欲しい!そしてボクみたいに道を踏み外させて欲しいw
……でも「読まれて」といえば、最後に気になることがあって、
鎌田さんは映画版の脚本も担当するのデスが、何せ原作の
内容があまりにアレなので、角川春樹にダメ出しされて、
あの映画の内容に落ち着いたようデスが(Wikiの「脚本」の項参照)、
でも、そこは役者として、出演が決まったら台本もらう前に原作を
読むんじゃないかって思うんデスよね。となると、薬師丸ひろ子は
もちろん、同じく現役アイドルだった浜路役の岡田奈々さんも
これを読んだりしたのかなーと(笑)うっわー反応知りてぇ!!w
PS
なお、『南総~』では浜路の死後、そっくりさんの浜路姫という
里見家の姫様が登場し、そんな彼女に浜路の霊が憑依して
信乃に想いを伝えた後、最後には晴れて彼女が信乃と
結ばれることになります……って、それ信乃的には救いが
あるケド、浜路的にはどうなのさ!?(^_^;)(苦笑)
PS2
ところで、この記事を読めばボクが今書いてるオリジナル小説、
『魔装戦記エルガイザー』が、どうしてあんな内容なのかと
分かってもらえるんじゃないかなと……(;^_^A)(笑)
作品はこちら;https://novel18.syosetu.com/n7652dr/
そこは大分ラノベ調にはしてマスが、ヒロインであるフランの
原点の一つはもちろんこの浜路ですし、そしてだからこそ
今後は更にあんな展開やこんな展開がある予定で……w
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