一年の視聴の思い出に『ＨＵＧっと！プリキュア オフィシャルコンプリートブック』買いました♪

今日は「母の日」ということなので、マザーハートで

戦った先代プリキュア、『ＨＵＧっと！プリキュア』』の

『オフィシャルコンプリートブック』を読みマシた！

今回も実に見所満載デシたが、そこは何せシリーズ一の

「社会派プリキュア」なだけに、スタッフインタビューが

いつも以上に読み応えがあって面白かったデス！

なお、特に印象に残った内容を紹介すると、

・「はぐプリ」は、はなが未来でなりたい自分を見つける物語。子ども達に未来の可能性を伝えたかった。

・キャラクター設定としては、はなについては「みんなが好きになれる子」。みんなから応援されて、自分も応援できる子にしたということと、“女神”にしないことを意識。子どもが観て「ああなりたい、かっこいい」と思える女の子にしなくちゃと思ったけど、飛び抜けて才能があるのではなく、子どもが身近に感じられる子。はながやったこと、言ったことは、みんなもできるという思いを込めた。

・それに対し、さあやは「夢が変わる子」。将来はこうなりたいとずっと思っていても、何かのきっかけでそれが変わる可能性があるという話を書きたかった。また、ほまれは「挫折して立ち直る子」。思い切り泣く日があっても、それを輝くエネルギーにできるという姿を描きたくてそういう設定になった。（←だから失恋キャラでもあるのな(^^;)）

・アンリのエピソードはＳＮＳなどでもかなり話題になったけど、正直に言えば「男の子のプリキュア」を誕生させるという話ではないので、ちょっとつらい気持ちにもなった。あくまで「なんでもなれる」のひとつの象徴。だから４８話では、ほかのみんなもプリキュアになった。
（これについてはディレクターも「「アンリがなりたい自分になる」というテーマを、男の子がプリキュアになるという意外性も踏まえて構築されているんですね」とフォローされてました。「男の子がプリキュアになったという視点でしか観なくなると、ほかの視点が探せなくなるんですよ」とも）

・はなの出産はテーマに沿った終わり方としての自然な流れ。「子育て」をテーマにしていれば、主人公がお母さんになるというのは当たり前のことだろうと。ただ、いきなりだとみんな驚くから、劇中に出産エピソードを２回入れた。

・３人のプリキュアはふたつの仕事モチーフでデザイン。エールは「チア」と「お花屋さん」、アンジュは「ナース」と「シスター」、エトワールは「キャビンアテンダント」と「スポーツ選手」。なお、アムールとマシェリはもちろん「アイドル」。

という感じで、いつものことながらすごく考えて一つの作品を

創られてるんだなぁ……と実感しマシた！中でも特に、

「制作するときに『子どもの未来に対して真摯でいたい』と、

いつもみんなで話をしていた」という言葉には感動しマシたよ！

ほんま『プリキュア』は国の宝やで！・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

改めてすばらしい作品をありがとうございました！！

ＰＳ

なお、恒例のキャストインタビューも面白かったのデスが、

ハリーに対して「罪な男性だなと。鈍感にもほどがある」、

「あの男許せない」「最低だな」とフルボッコだったのが

爆笑でした（えみる役の田村奈央はフォローしてたけど）。

あと、演じた本泉莉奈さんをはじめ、全員がさあやを

「仕事一筋でプリキュアの中で一番婚期が遅そう」と

心配してたのがもうｗ（薄い本では大人気なのにね☆）

でも、てなると、これもしかして、同じ職場のペアである

ダイガンさんが来る流れなのかな！？Σ(･ω･)（笑）

実はシリーズ構成の坪田さんは「ダイガン部長だけは

倒してしまおうと思って」たそうで、声優の町田さんの

声がかわいかったので没になったそうなのデスが、

とりあえず本泉さんはインタビュアーのツッ込みに

「かわいらしいおじさまだとは思っていますが……」

とかわしていたケド、ぜひ全国の大きなお友達に　

「美人女医さあやの旦那様にもなれる！」

という未来の可能性を与えてあげて欲しいな！ｗ