母と子の冒険物語、堂々の完結！ラスボスはやっぱり「あの人」でした！（笑）『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか？』（井中だちま）最終第１１巻！

思えば書店でタイトルを見た瞬間噴いてしまって以来、

ずっと続刊を楽しみにしては記事を書き続けてきた

第１巻記事：http://yuya2001.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-77c9.html

『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか？』

その後第１巻記事のあくまでオチ用のネタのつもりで書いた

アニメ化も果たし、更にはＮＴＲな薄い本も出て（笑）と

アニメ感想：https://asokoro.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-28be99.html

まさに快進撃の約３年半デシたが、ついに今巻で完結デス！

そしてラスボスとして勇者・真人の前に立ちはだかったのは、

ゲーム世界の「魔王」と化した父親・大好隼人！！

そりゃあ『オイディプス王』の昔から父殺しこそが

勇者の背負う宿命だと決まってますからね！そして

父を殺した勇者は母親と結婚を…ってげふんげふんｗ

というのはさすがに色々とマズいと判断されたのか

（笑、まぁ母子結婚式ネタはすでにしてるケドなｗ）

そこはやっぱり、

真々子さんが真のラスボス役までも務めちゃうのなｗ

てかもうこれ巨大綾波に匹敵するインパクトだよねぇ！

でもこの物語が単なる「異世界コメディ」にとどまらず、

「思春期の母子関係」というテーマをずっと描き続けて

きたのを考えれば、それはネタというよりは必然で、

展開的にもとても納得だったし、最終巻にふさわしく

敵達まで含めたキャラ全員の成長が丁寧に描かれてて

まさに大団円、素晴らしい締め括りだったと思いマス！

あの売り上げでは正直アニメの二期は無さそうですケド、

アニメ版が好きだった人は巻数も全１１巻とお手頃ですし

ぜひ原作を最後まで読んで欲しいって思いマスね！！

ということで、ホント綺麗に物語を畳んでくれたので、

大満足＆感無量という思いだけなのデスが、まぁでも

一つだけ本巻についてのネタ感想を付け加えるなら、

最終巻のカラーイラストを担当するのが娘たちではなく

そのお母さんたちだらけというのも（笑）実に

母親愛にあふれたこの作品らしいなって思いマシたｗ

そうか、そのために前巻のカラーイラストで娘たちの

現実世界編をすませてたのか……何て用意周到なｗ

ちなみにカラーイラストだけでなく本編の方でも真人が

混浴で３人の背中を流しちゃう☆というラノベ的には

激熱！なサービス展開があるというのに、それよりも

真々子さんへのオイルマッサージ（笑）の方が

百倍エ〇いってホントどういうことだよ？ってｗ

でもまぁこのお話的には全然それでいいんデスけどね！

ということで、井中だちま先生そして飯田ぽち。先生、

素敵なお母さんワールドをありがとうございました！

「母の日」のある５月に読み終えられたのも感無量☆