１年間の視聴の思い出に今年も買いました♪『スター☆トゥイングルプリキュア オフィシャルコンプリートブック』！

『ヒーリングっどプリキュア』が放送中止になって久しい中、

深刻な「プリキュア欠乏症」（笑）をお手当すべく

今年も先代『スター☆トゥイングルプリキュア』の

『オフィシャルコンプリートブック』を購入しマシた！

もちろん今年も通販でデスよ！ありがとうAmazon！ｗ

おかげで今年もたくさん作品を振り返られたよ☆　

やっぱあの歌はなりきり遊びの促進用だったかｗ

それはさておき、ムックで言われて初めて気付いたのは

実は春夏秋冬が裏テーマとして設定されてたんデスね！

「惑星サマーン」はララが夏のプリキュアだからかｗ

まぁ確かに「天の川」は七夕で夏のイメージだしな。

俳句の季語としては「初秋」なんだけどさ（苦笑）　

でもえれなの秋とまどかの冬は正直わからないよ！ｗ

太陽ったら夏だし、月ったら秋じゃん！(^^;)

そしてえれなの場合はイヤリングのぶどうが秋要素って

そもそもアレってぶどうだったのか！Σ(・ω・)（笑）

というのは小ネタとして、でも一番衝撃だったのは

宮元シリーズディレクターさんの

「『スタプリ』は、ひかるが『人間』になっていく

姿を描いている物語でもあります」デスかね！（笑）

いや、このままじゃ語弊があるので意味を説明すれば、

・「ひかるは誰に対しても壁はないんだけど、自分が好きなことだけに突き進んで、違和感が無い。自分はそれでいいんだと信じ切っていて無敵なキャラクター。でも、自分の肌で宇宙を知っていろんな世界に飛び出していって、いろんな人たちと出会い、いろんな価値観を知る。そして、自分と違う人がいて、その人たちと一緒にいると楽しいこともあるし辛いこともあるということを知っていく」

・「無敵だった彼女は、大人になることで『弱く』なっていく。中盤ぐらいから『自分ってなんだろう』と迷い始めます。最終的には『自分は自分』と見つめ直してもう一歩上っていく」

ということのようで、シリーズ構成の村山さんも

・「今までのピンクのプリキュアが女の子の憧れであることが多いなか、ひかるは観ている子どもたちそのままの、何も知らないがゆえの無邪気さや強さを持っているキャラクターにして感情移入しやすくしました」

と述べられています。そうか、あのひかるのおっそろしいまでの

ポジティブさやマイペースさは「無敵な子ども」の象徴なのか！

そしてそんなひかるを座長にすえることで、

・「じつは、今回はひかるとほかのメンバーは明確に役割をわけたんです。序盤、ひかる以外の子たちは、自分の世界を固めていて、『自分ってこうだよね』という大人の考え方を持っている。ひかるは無敵なので、『そうかなぁ』と疑問に思い、それを崩していく。そうすることで、みんながそれぞれ自分の可能性に気づくようになったらいいんじゃないかなと。ひかるが無敵である一方で、ほかの子たちは小さい世界に閉じこもっているんですね」（宮元）

・「基本的にひかるは傍観者なんです。星を見ることが好きで、UMA（未確認生物）を見たいと思っている女の子です。突っ走ってはいるけれど、探しているものや相手に、もう一歩踏み込んでいかないんですね。それもあってか、学校のクラスにも特別、仲のいい友達はいなかった。ただ、いつも外から見ているからこそ、いろいろなことが客観的に見えるというところはあって、人の気持ちに気づけたり、気遣えたりする子です。だから、プリキュアたちをまとめる要の存在になれたんだと思います」（村山）

という形で『スタプリ』という物語はできていたんだなぁと。

いやぁなんかすっごく腑に落ちた！(´▽｀*)

でもってみんなが４８話でプリキュアの力を無くしたのも、

「キャラクターが大人になっていく物語」をやりたい中で、

・「きっと観てくれていた子たちにも、この先に思いどおりにならないことがたくさん出てくると思うんです。でも、プリキュアの力がないから、思いどおりにならないんだとは思ってほしくなかった。なので、プリキュアの力を最後まで持っているのはやめようと決めました。プリキュアの力がなくなっても、自分自身のイマジネーションの力で頑張って大人になった姿を見せないといけない。それを描かなければならない」（宮元）

という子ども達への深い想いがあったからこそ！泣けた！

そして最終回が何で１５年後の話なのかといえば、

仮にリアルにやったらそれぐらいかかるだろと

判断したというのもある意味教育的！（笑）

あと１５年後だからこそアラサーの居酒屋女子会も

できたわけだしさ！（これ実際に聴きたかったなぁｗ）

https://www.pixiv.net/artworks/79792044

ということで、今回のムックからも作品を観てくれる

子どもたちへのスタッフやキャストのみなさんの

熱い想いを感じることができて素晴らしかったデス！

改め素敵な作品を一年間ありがとうございました！　

そして、キュアコスモ＝ユニを演じた

上坂すみれさんがコメントで言うように

「老若男女に元気を与えてくれて、『プリキュア』が

終わったら日本はおしまいなんじゃないかと思えるぐらい、

人々の精神衛生に関わる重大なファクターを担っている」

存在デスから、少しでも早く放映を再開できることを

心から祈っています！（＞＜）

元気でおバカなひなたちゃんに早く会いたいｗ