故・黒岩よしひろ先生を偲び『流星超人ズバーン』（全３巻）記事デス！

今日５／８は故・黒岩よしひろ先生のご命日デス(´･ω･`)

亡くなられた時には追悼記事も書いているボクですし、

追悼：漫画家・黒岩よしひろ先生……（；ω；）: 「あそコロ♪」新館！ (cocolog-nifty.com)

旧館でも作品の紹介記事を書いてはいるのデスが、

ぼくらの大好きな巨大ロボ漫画！その③：幻の少年誌作品！『魔神竜バリオン』（黒岩よしひろ）: 「あそコロ♪」旧館（各記事の続きは「新館」でどうぞ！） (cocolog-nifty.com)

今回はまだ話題にしていなかったこの作品を取り上げマス！

月刊少年ジャンプで連載された『流星超人ズバーン』！

ちなみに１巻は無くしちゃったので２巻から（苦笑）

打ち切り作品を連発して週刊少年ジャンプを追われた後、

谷菊秀先生とタッグを組んだ『鬼神童子ZENKI』で

ようやくの初のヒットをとげた黒岩先生が、

『ZENKI』連載終了後、約２年の充電期間を経た後に、

満を持しての単独作として発表したのがこの作品！

熱血主人公・烈人が宇宙から来た流星生物ズバーンと

融合（ユナイト）して流星超人ズバーンに変身！！

銀河特別警察であるるぴか姉ちゃんのサポートのもと、

宇宙犯罪者セピオの魔手から地球を守って戦うぜ！

という、もう王道一直線な変身ヒーロー漫画デス！

ズバーンと悪の流星魔人との壮絶なバトルだけでなく、

少年の成長劇としても、異星人とのバディものとしても、

父と子の絆としても、少年同士の友情ドラマとしても、

とにかくもう全編に渡って熱い展開が目白押しで、

主人公が小五（第二部では中一）と低年齢なのも含めて

こういうガチな少年漫画が描きたかったんだなぁ……

という先生の意気込みが伝わってくるような作品デス！

……が、

全３巻で打ち切りとか、無慈悲すぎる！｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡

しかも第二部がまだ始まったばかりだったというのに……

よっぽど突然宣告されたのか、最終回は芸術的なまでの

投げっぱなしENDで、黒岩先生の無念が偲ばれます……

うーん、今読み返しても決して面白くないことは無い

のデスが、やっぱあまりにベタベタだったのと、

お色気不足が響いたんデスかねぇ……(-∀-)（苦笑）

まぁ第一部なんか発育こそはいいものの（笑）何せ

メインヒロインの幼馴染み・まおちゃんはJSですし、

本来ならお色気を担当すべきるぴか姉ちゃんが、そりゃ

格好はアレですが（笑）頑なに脱がなかったしなぁ……

わざわざアンダーウェア着用アピールとかｗ

そういうところからも、この作品は健全な少年漫画に

するんだ……！という黒岩先生の熱いこだわりが

ヒシヒシと伝わって来るのですが－－

でも３巻はおっぱい祭りなんだよなぁ…(´･ω･`)

第一部ラストになる第８話でついにるぴか姉ちゃんが

おっぱいひん剥かれてしまったのを皮切りに、

モブキャラたちが脱ぐのはもちろんのこととして、

JCになったから良いよね☆とまおちゃんも第二部では

剥かれまくり！……って、いや全然良くないよ！？

しかもこの子いくら発育良くてもJC1デスからね！？ｗ

でもアレですかねー、やっぱこれって編集サイドから

「第二部書きたいんならこの子ら脱がせろや！」

っていうゲッスい指示が出たんデスかね？？(^^;)

あまりに露骨なお風呂シーンｗ

なのに散々脱がしたあげくに「やっぱ打ち切りな！」

とかマジで女を食い物にするヤ〇ザの手口デスよ！ｗ

しかもその後の黒岩先生がホントはやりたくなかった

お色気路線にどっぷりと沈められていくのを考えると

実にいたたまれないという……まぁでもそう言いつつも、

やっぱ黒岩キャラには脱いで欲しいのも本音なのデスがｗ

こうした本人が描きたいものと読者の読みたいものの間に

ギャップがあるっていうのも難しいトコだよなぁ……と。

だって可愛いんだもんなぁ……☆

幼馴染みのおっぱいが目の前にあるのに
見向きもしない烈人が紳士すぎる！ｗ

という、黒岩先生的には挫折感の方が強い作品かもデスが、

繰り返して言えばその分先生が本当にやりたかったことが

詰まった貴重な作品なので、この機に取り上げてみマシた！

紙では入手困難ではありマスが、電子書籍化されてるので

読みたくなった人はそちらでぜひどうぞ☆d(ﾟ∀ﾟd)